TextMate

TextMate.app

TextMate は、高機能テキストエディタです。構造解析ソフトと併用すると、とても便利です。

 構造解析には、ターミナルのウインドウ内でファイルの中身を見たり編集したりすることができる vi や emacs がよく用いられています。これらは UNIX のシステムに標準装備されているので、手軽に使えるメリットがありますが、コマンドを覚える必要があるデメリットもあります。一方、Mac OS X のデフォルトのエディタ(テキストエディット)は、コマンドを覚えなくても簡単にファイルを編集できますが、ターミナルからの操作が不明瞭であったり、ファイルのアクセス権によっては編集できなかったりします。そこで両方の長所を併せ持つエディタが、TextMate です。これまでさまざまなエディタを試しましたが、どのエディタよりも使いやすいと思います。


インストール

TextMate をインストールしたら、ターミナルから開けるように設定します。メニューバーから TextMate > Preferences… > Terminal を選択し、ウィンドウの中央にある “Install” をクリックします。

TextMate Settings

新しいターミナルのウインドウを開き、mate(シェルの環境設定を行っていなければ、/usr/local/bin/mate )を実行すれば、TextMate が立ち上がるはずです。


TextMate の便利な点

1) タブを使って複数のファイルを一つのウインドウ内で切り替えられる。

TextMate 1

2) フォルダを開くことが可能。左側のドロワーでフォルダ内のファイルを閲覧し、開きたいファイルを選択して編集できる。

TextMate 2

3) 縦方向に文字列を選択し、編集ができる。文字列を選択するには、Option キーを押さえながらマウスやトラックパッドでテキストを選択するか、シフトキーと矢印キーを使って、選択したい文字列の始めと終わりの文字と、その間の文字をすべて選択した後に、Option キーを一回押します。

TextMate 3

編集は普通に行います。PDB ファイルのちょっとした編集にとても便利です。

TextMate 4

最終更新日:2012年12月25日

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